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犬・猫等のペットの熱中症について。食事の注意等。佐賀市にある『なかの動物病院』!

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0952-32-4776

〒849-0934 佐賀県佐賀市開成6丁目4-15

豆知識

食事について


食餌から摂る栄養素は6つ!!

エネルギー源となるもの タンパク質・脂質・炭水化物
体の構成成分となるもの タンパク質・脂質・ミネラル
身体の調子を整えるもの ビタミン・ミネラル


犬猫に与えてはいけない食物の一例


タマネギ・ネギ類 赤血球を壊す物質が含まれていて貧血や血色尿の原因となる。
加熱しても壊れないので、味噌汁や残り汁なども注意!!
チョコレート
ココア
カカオに含まれる成分に中毒を起こす。
生の魚介類 ビタミンB1欠乏症(全身の運動機能障害など)を
引き起こすことがある。
牛乳 牛乳に含まれる糖分を消化できない個体が多いので、
下痢を起こすことがある。
肉だけの食餌 カルシウム不足になる。
にぼし・のり
ミネラルウォーター
マグネシウムを多く含むもの。
とりすぎると尿石症になることがある。
その他 キシリトール・レーズン・ブドウ・アボガド・ナッツ・硬い骨など
たくさんあります。

犬にキャットフード、猫にドッグフードを与えることも
栄養過多、栄養不足につながりますので注意しましょう。



熱中症について

熱中症は、体温が急激に高くなり、正常な体温をキープできなくなることで発症します。
暑い日の散歩時など屋外で発症するばかりでなく、室内や乗り物の中にいても発症することが多くあります。
夏はもちろん、5月頃でも日中の気温や室温は意外と高く、また、梅雨に入ると窓を閉めて風通しが悪くなることで湿度もグンと上がるため、春の時期から充分な注意が必要です。

日頃から熱中症には充分気をつけ、
こんな症状が見られた時はすぐに応急処置をして病院へお越し下さい。



【主な症状】
  • ハアハアしている
  • よだれを流し続けている
  • 目が充血している
  • 嘔吐や下痢をする
  • ふらつく、震える、痙攣発作を起こす
  • 呼びかけに反応しない、意識を失う
【応急処置】
  • 水分を与える!!
    スポーツドリンクなどを水で薄めるとより効果的です。
  • 室温と湿度を下げる!!
    エアコン、扇風機、除湿器などで 。
  • 体温を下げる(39℃程度まで)!!
    冷却シートや凍らせたペットボトルなどをお腹や脇の下にあてる。
【予防対策】
  • お散歩は朝夕の涼しい時間帯に!!
    アスファルトの路面温度は気温プラス20℃にもなります。
  • 風通しの悪い部屋、エアコンの効いていない部屋、エアコンをつけずに駐停車している車中でお留守番をさせない。
    窓を少し開けていても陽射しが当たれば車内の温度は急上昇する危険があります。
  • キャリーケースに長時間閉じ込めた状態で室内や車内に放置したり移動したりしない。
    ケージの中は温度や湿度が急上昇する危険があります。


犬(猫)と人間の標準年令換算表


ペットは気を付けて飼うとこんなに長生きします。
元気がないと思ったらすぐに診察を受けましょう。

*犬と猫、または種類により幾らか違いがあります。

なかの動物病院なかの動物病院

〒849-0934
佐賀県佐賀市開成6丁目
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FAX 0952-32-4776